石屋薪能ギャラリー

『かがり火ライブ -深谷薪能の夕べ-』の様子を一部公開いたします。

2004 平成16年 羽衣

あらすじ

春の朝、三保の松原に住む漁師・白龍は、仲間と釣りに出た折に、松の枝に掛かった美しい衣を見つけます。家宝にするため持ち帰ろうとした白龍に、天女が現れて声をかけ、その羽衣を返して欲しいと頼みます。白龍(はくりょう)は、はじめ聞き入れず返そうとしませんでしたが、「それがないと、天に帰れない。」と悲しむ天女の姿に心を動かされ、天女の舞を見せてもらう代わりに、衣を返すことにします。
羽衣を着た天女は、月宮の様子を表す舞いなどを見せ、さらには春の三保の松原を賛美しながら舞い続け、やがて彼方の富士山へ舞い上がり、霞にまぎれて消えていきました。

(「the能.com|演目事典:羽衣:あらすじ」より)

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石川県金沢市の深谷温泉 元湯石屋は、国内でも珍しい能舞台のある宿です。能を敷居の高いものとお考えの方、まだ能を親しんだことがない方が、このウェブサイトを見て興味を持っていただけたら幸いです。

深谷温泉元湯石屋

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